エンゲージリングとは?マリッジリングとの違いや贈るメリットを解説

結婚を控えている方の多くは、マリッジリングだけでなくエンゲージリングも買ったほうがいいのか悩まれているのではないでしょうか。

この記事では、エンゲージリングとマリッジリングの違い、エンゲージリングの必要性について解説します。エンゲージリングを買いに行くタイミングや、普段使いしやすい指輪選びのポイントもお伝えしますので、ぜひエンゲージリング選びの参考にしてください。

■そもそもエンゲージリングとは?

そもそもエンゲージリングとは、どういった役割を持つ指輪なのでしょうか。エンゲージリングについて、その起源やマリッジリングとの違いを解説します。

 

◇エンゲージリングは婚約時に贈られる指輪

エンゲージリングは、正しくは「エンゲージメントリング」といい、婚約指輪を指します。着ける場所は左手の薬指が一般的です。

日本では、映画やドラマの影響でプロポーズのときに男性から女性に贈るイメージのエンゲージリングですが、近年では婚約成立後に一緒に買いに行くカップルも増えています。エンゲージリングは安い買い物ではないため、一緒に選ぶことでサイズや女性自身の好みに合ったものを選べることが理由のようです。

◇エンゲージリングの起源

エンゲージリングの起源はマリッジリングよりも古く、古代エジプト時代にまでさかのぼるといわれます。

当時まだ金属は使われておらず、象形文字で結婚を表す形として、麻を「円状」に編んだものを交換していたのが始まりとされています。

指輪を左手の薬指に着ける習慣も、古代エジプトから古代ギリシア時代にかけて生まれたといわれています。当時、左手の薬指は心臓と太い血管でまっすぐにつながっていると信じられていました。そのため、左手の薬指に指輪を通すことが永遠の愛を誓うことになると考えられていたようです。

また、古代ローマでは、結婚より婚約のほうが重要なものと認知されていました。家族間で取り決めた婚姻の印として、鉄の指輪を贈る風習があり、それがエンゲージリングの原型とされています。

15世紀になるとヨーロッパの貴族間でダイヤモンドのエンゲージリングを贈ることが流行しました。そこから、現代のような華やかな指輪が誕生したのです。

そして19世紀以降、欧米の一般層の間にもダイヤモンドのエンゲージリングを贈る習慣が広がりました。日本では戦後の1960年頃から普及し、今につながります。

◇マリッジリングとの違い

エンゲージリングとマリッジリングは、両方を含む総称として「ブライダルリング」と呼ばれます。ただし、身に着ける人や着用期間、デザイン、価格の面で違いがあります。

・身に着ける人

エンゲージリングはカップルの片方が着けますが、マリッジリングは夫婦での着用が基本です。

・着用期間

エンゲージリングが婚約中から着用するのに対し、マリッジリングは結婚式の交換後から常時着用します。

・デザイン

エンゲージリングは華やかなデザインが多く、マリッジリングはシンプルなものが定番です。

・価格

一般的にエンゲージリングにはダイヤモンドなどの高い宝石をあしらったものが多く、値段はマリッジリングよりも高額です。なお、エンゲージリングの相場は、「給料3ヵ月分」というキャッチフレーズが使われていた時代もありましたが、近年は20万円前後の商品が主流です。

 

■エンゲージリングを購入するメリット

続いて、エンゲージリングの購入で得られるメリットを押さえておきましょう。婚約時にエンゲージリングを用意することは、次の3つのメリットがあります。

 

◇プロポーズを後押しする

高品質なエンゲージリングほど、価格も高くなります。特に、ダイヤモンドをあしらったエンゲージリングは高価です。決して、気軽に買えるものではありません。

このような指輪を購入すれば、男性の強い思いや決意を表すことができ、プロポーズを後押ししてくれるでしょう。また、エンゲージリングを使ったサプライズプロポーズも可能になります。

エンゲージリングの存在によって、2人の絆がさらに深まることもあるでしょう。

◇婚約した事実の証明になる

エンゲージリングを購入することで、プロポーズや婚約の喜びを形に残せます。相手からの愛情をより身近に感じることができるでしょう。婚約から結婚まで、数ヵ月以上の期間が空くときは安心材料の一つにもなるはずです。

また、自然な形で周りに婚約の事実を周知できる点もメリットでしょう。婚約や結婚は、身内や親しい友人・知人以外に対してあえて報告する機会を持ちにくいものです。

エンゲージリングを左手の薬指に着けることで、「決まったパートナーがいる」「結婚の予定がある」といった事実をさりげなく周囲に示せます。

◇将来に向けた資産になる

希少価値の高いダイヤモンドのエンゲージリングを選んだ場合、資産価値も高めになります。夫婦の大切な財産となるでしょう。また、時代を超えてもダイヤモンドの価値は変わりにくいとされています。

色や形が変わりにくく、長い年月を経ても輝きを放ち続けるのもダイヤモンドの魅力です。将来子どもが生まれた際に、自分たちの記念の指輪を引き継ぐこともできます。

 

■エンゲージリングの購入時期と購入方法

エンゲージリングを結納やプロポーズに使うなら、余裕を持って2~3ヵ月前から準備を始めておきましょう。注文した指輪が届くまでの期間は、既製品かオーダー品かで異なります。

ブランドにもよりますが、店舗の既製品の指輪に刻印を入れる場合でも、数週間~1ヵ月程度みておく必要があります。繁忙期のクリスマス前後には2ヵ月程度かかることも珍しくありません。

セミオーダーの婚約指輪の納期は、1ヵ月~2ヵ月程度が目安です。商品や購入するタイミングによってはそれ以上かかる場合もあるようです。そのため、前もって納期を確認しておくことが肝心です。

また近年では、エンゲージリングを一緒に選びたいと考える女性が圧倒的に多くなっています。もし男性の方で相手のサイズや気に入ったデザインを選ぶ自信がないという方は、最初から2人で買いに行くのもよいでしょう。

 

■エンゲージリングを着用する期間とタイミング

エンゲージリングを着用する期間とタイミングについて、結婚前と結婚後に分けて解説します。

<結婚前>

結婚前であれば、両家の顔合わせの食事会や結納などは着用するタイミングです。また、知人の結婚式やパーティーなどの華やかな場で身に着けるのもおすすめです。

<結婚後>

結婚後の場合は、結婚指輪とともに普段使いも可能です。また、パートナーとの特別なお出かけの際や、大切な記念日でのみ着用してもよいでしょう。お子さんがいる方は、入学式や卒業式といったおめでたい日に身に着ける方もいます。

 

■普段使いもできるエンゲージリングを選ぶ2つのポイント

多くの方は、結婚後マリッジリングを日常的に身に着けることでしょう。そうすると、エンゲージリングを着用する機会は減ってしまいがちです。

どちらの指輪も日常的に身に着けたい方は、エンゲージリングを普段使いできるような以下のデザインにするのがおすすめです。

◇引っかかりにくいデザインにする

エンゲージリングを普段使いするためには、引っかかりにくいデザインを選ぶことが基本です。石座が高いデザインは、宝石が突出して大きく見えますが、その分引っかかりが気になってしまうでしょう。

立て爪のデザインも、宝石の輝きを際立たせてくれますが、高さがあるため引っかかりやすいでしょう。特に、宝石のサイズが大きい、爪が厚く角が尖ったデザインほど引っかかりやすくなります。爪の部分が洋服やスカーフなどに引っかかった際、繊細な生地の場合には破けてしまうかもしれません。

引っかかりやすい指輪は、家事や育児には不向きです。料理や洗い物では調理器具に指輪が当たり傷が付いたり、育児では赤ちゃんのデリケートな肌を傷つけてしまったりする恐れがあります。

◇手持ちの服やジュエリーと合わせやすいものを選ぶ

エンゲージリングは、手持ちのジュエリーとコーディネートしやすい素材やカラー選びをすると、セット感覚で身に着けやすくなります。

普段の服装の好みに合わせたり、普段使いしている腕時計や眼鏡に合わせて選んだりするのもよいでしょう。

迷う場合は、手元を華やかに見せながらも、主張しすぎないシンプルなデザインがおすすめです。例えば、指輪のセンターに一粒ダイヤをあしらった「ソリティアリング」は人気です。

指輪の半周分にだけ宝石を敷き詰めた「ハーフエタニティ」もフラットなデザインでおすすめです。半周回すだけで飾りのない控えめな指輪にもなるため普段使いに向いています。

 

■エンゲージリングを購入しないケースも増えている

普段使いしやすいエンゲージリングも増えていますが、やはり日常的に身に着けづらい方が多いのではないでしょうか。

近年では、「婚約指輪にお金をかけたくない」といった理由で、あえてエンゲージリングを購入しないカップルも増えています。

エンゲージリングに関する最新のデータとして、「ゼクシィ結婚トレンド調査2022(首都圏)」の結果を見てみましょう。同調査によると、結婚を決めたカップルのうち、21.4%がが「婚約贈答品無し」と回答しています。

出典:「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」ブライダル総研

婚約時は無理にエンゲージリングを購入せず、経済的な余裕ができたり育児が落ち着いたりしたときに購入するのも選択肢の一つです。

例えば、長年寄り添った2人の記念として、スイートテン・ダイヤモンドを贈ってみてはいかがでしょうか。スイートテン・ダイヤモンドは、出産や昇進、人生のお祝い事や長年頑張ったご褒美として、自分に贈るのもおすすめです。

昨今では、結婚生活が落ち着いたタイミングや節目の年に、今の好みに合わせて購入するセカンドマリッジリングも注目されています。再婚時に指輪を購入するケースもあります。セカンドマリッジリングとして、または再婚時の指輪として、スイートテン・ダイヤモンドを検討するのもよいでしょう。

 

■想いを込めたジュエリーは2人のタイミングで購入を検討しよう

パートナーにエンゲージリングを贈れば、結婚への真剣な気持ちを示すことができるでしょう。ただし、デザインによっては着用機会が限られてしまったり、年齢とともに似合わなくなったりすることもあります。

エンゲージリングは、婚約する際に必ず買わなければいけないものではありません。そのため、購入を焦らず納得できると思ったら購入しましょう。迷われた場合は、「2人の特別な節目に、特別感のあるスイートテン・ダイヤモンドを贈る」といった選択もよいかもしれません。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

 

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