指輪を着ける場所にこだわって意味を持たせよう！指ごとの意味まとめ

2023年6月27日 2024年2月23日

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手元を華やかに演出する指輪は、実はどの指に着けるかで意味合いが変わることはご存知でしょうか。右手と左手、それぞれの指で異なる意味があるため、意味を知っておけばおしゃれアイテムとしてだけでなく、自分の気持ちを表現する手段としても活用できます。

そこでこの記事では、指輪の意味を指ごとに解説します。記事後半では、指輪の選び方も紹介しますので、指輪を着ける場所で悩んでいる方のほか指輪の購入で悩まれている方もぜひ参考にしてください。

■右手に着ける指輪の意味

指輪は、着ける指によって呼び名が変わり、左右のどちらの指に着けるかによって異なる意味合いを持ちます。まずは、右手の各指に込められた意味をご紹介します。

なお、下記のカッコ内は、指ごとの指輪の呼び名です。

◇右手親指（サムリング）

右手の親指は「指導力を司る」といわれており、威厳を高めるといった意味を持っています。そのため、リーダーとして成長したいときや、リーダーシップを発揮したい場面で着けるのに適した指といえるでしょう。

また、行動力を発揮したいとき、勇気が欲しいときに身に着けるのもおすすめです。勝負に挑むためのパワーを借りるなど、お守りとしての役割も期待できます。

◇右手人差し指（インデックスリング）

右手の人差し指には、「集中力」や「意志の強さ」といった意味があります。集中力を高めたいときや、ご自身の意見を主張したい場面などに着けるのがおすすめです。

仕事や勉強で集中力を高めたいとき、目標達成やパフォーマンス向上を目指すときは、右手の人差し指に指輪を着けてみてはいかがでしょうか。

◇右手中指（ミドルフィンガーリング）

右手の中指には、「行動力を高める」「迅速さを発揮する」といった意味があります。直感力を高めてパワフルに行動したいときや、自信を持ちたいときには、右手の中指に指輪を着けるとよいでしょう。

また、風水の世界では、邪気を払う効果が期待されており、良い運気を呼び込みたいときにおすすめです。

◇右手薬指（アニバーサリーリング）

右手の薬指には、「心の安定」や「意志の強さ」といった意味があります。気持ちが落ち着かないときや自分を見つめ直したいとき、リラックスしたいときは右手の薬指に指輪を着けてみてください。

「恋愛成就」にも効果的といわれているため、恋を叶えたい人にも右手の薬指がおすすめです。また、直感や自分らしさを大切にしたい、大切に思える人と出会いたいという期待にも応えてくれるかもしれません。

◇右手小指（ピンキーリング）

右手の小指には、「魅力」や「個性」といった意味があります。ご自身の魅力や好感度を高めたいときに身に着けてみましょう。また、社交性を存分に活かしたい場面など、自信を持ちたいときに着けるのもよいでしょう。

お守り代わりとして普段使いするのもおすすめです。困難を乗り越えたい、舞い込んでくる幸せを逃がしたくない、といった大切な局面に右手の小指に着けてみてはいかがでしょうか。

■左手に着ける指輪の意味

ここでは、左手に指輪を着ける場合の各指の意味をご紹介します。右手の違いと照らし合わせながら、試してみたいものを見つけてみましょう。

◇左手親指（サムリング）

左手の親指には、「信念」や「目的達成」といった意味があります。強い意志で何かを成し遂げたいとき、目標を実現させたい場面でおすすめです。

困難の克服といった意味合いもあるため、逆境を跳ね返せるよう背中を押してもらいたいときに身に着けるのもよいでしょう。

◇左手人差し指（インデックスリング）

左手の人差し指には、「積極性」や「精神力」を高めるといった意味があります。なかなか行動に移せないタイプの人や、精神面の強さを高めたい人は、左手の人差し指に指輪を着けてみましょう。

「縁結び」も期待されているため、指輪を着けることで魅力を存分に発揮できるかもしれません。前向きな気持ちや積極性が欲しい、気分を高めたい、といった悩みをお持ちの方は、試してみてはいかがでしょうか。

◇左手中指（ミドルフィンガーリング）

左手の中指には、「協調性」や「判断力」を高める意味があります。相手の気持ちを読み取る能力や、場の雰囲気を察する能力が向上するとされ、円滑なコミュニケーションを取りたいと思う人に最適です。

特に、人間関係で悩んでいる人は、パワーを呼び込むイメージで着けてみることをおすすめします。「空気が読めてないかも」と不安を感じている人は、サポート役を任せるつもりで身に着けてはいかがでしょうか。

◇左手薬指（アニバーサリーリング）

左手の薬指と聞くと、特別な指輪を着けるという印象を持つ人が多いかもしれません。実際に左手の薬指には、「愛情」や「絆」といった意味があり、愛を深めたい相手や思いを寄せる相手がいる人におすすめです。

願い事を叶える意味もあるため、片思い中の人も期待を高めてくれるでしょう。

◇左手小指（ピンキーリング）

左手の小指は、「チャンス」や「変化」の象徴といわれています。そのため、ご自身の現状を変えたい、といった変化を求めているタイミングに適しているといえるでしょう。

また、「恋愛運」にも効果があるといわれているため、恋人との関係に変化を求めている人にもおすすめです。恋人が欲しいと思っている人は、チャンスを呼び寄せる意味で着けてみるとよいでしょう。

■婚約指輪・結婚指輪はどこに着ける？

結婚指輪は左手の薬指に着けるのが一般的ですが、絶対そうしなければならないという決まりはありません。

そもそも結婚指輪を左手の薬指に着ける由来となったのは、古代ギリシャの習慣によるものです。古代ギリシャでは、心臓につながる太い血管が左手の薬指にあると信じられていたため、愛の証である結婚指輪を着ける場所として浸透したのが始まりです。

また、婚約指輪も左手の薬指に着ける人が多い傾向がありますが、こちらも決まり事というわけではありません。指輪を着けるときは、ご自身に合った着け方をすることが大切です。

■国によって異なる指輪を着ける場所の意味

日本以外の国では、結婚指輪や婚約指輪をどの指に着けるのでしょうか。ここでは、他の国ではどこに指輪を着けているのか、その理由を交えて紹介します。

◇欧米の指輪事情

フランスやイタリアでは、日本のように左手の薬指に結婚指輪や婚約指輪を着けるようです。一方で、東欧や北欧では、右手の薬指に結婚指輪を、左手の薬指に婚約指輪を着けるのが主流となっています。

右手の薬指に指輪を着ける理由としては、キリスト教で「正義の象徴」が右手の薬指であるためと考えられます。しかし、宗教や宗派の違いによっても指輪を着ける場所は異なります。

◇アジアの指輪事情

ヒンドゥー教の多いインドでは、左手が不浄の手と考えられていることから、右手の薬指に指輪を着けることが多いようです。しかし、地域によっては結婚指輪の代わりにブレスレットを着けるなど、風習に違いが見受けられます。

また、インドや東南アジアの一部地域では、足の指に婚約指輪を着ける習慣もあるようです。結婚指輪や婚約指輪が持つ意味は同じでも、指輪を着ける場所は国や文化によって違いがあることを理解しておきましょう。

■おすすめの指輪の着け方・選び方

指輪のデザインは豊富で、着け方やデザイン選びで悩んでしまうこともあるでしょう。ここでは、おすすめの指輪の着け方や選び方をご紹介します。

◇指輪の重ね付け・複数付けで手元をおしゃれに

普段とは異なる雰囲気を楽しみたい場合は、シンプルな指輪を重ね付けするのがおすすめです。重ね付けで存在感が増し、1本だけでは演出できないおしゃれな印象を楽しめます。

また、同じ手でも異なる指に重ね付けをする方法もあります。例えば、人差し指と小指といったように、間隔を空けて着ければ指輪同士がぶつかる心配もありません。このとき、見た目の印象だけでなく、意味を持たせたい指に指輪を着けるのもよいでしょう。

指輪を重ね付けするにあたって注意したいのは、全体のバランスです。重ね付けする指輪によっては、一体感がなくメリハリのない印象になってしまいます。重ね付けする指輪は、色や素材、太さ、デザインを考慮して統一感やコントラストを出すとよいでしょう。ワンランク上のおしゃれを楽しみたい場合は、ネイルと組み合わせて選ぶのも素敵ですね。

◇モチーフやジュエリーにもこだわって

指輪を選ぶ際は、デザインに使われているモチーフを重視して選んでみるのもよいでしょう。指輪にはさまざまなモチーフが採用されており、モチーフに込められている意味も異なります。ご自身が持たせたい意味合いとマッチしたモチーフを選ぶことで、込められたパワーが良い運気を呼び寄せてくれるかもしれません。

例えば、ハートには「愛情」や「命」、フラワーには「美」や「喜び」の象徴といった意味が込められています。パートナーとの幸福や良縁を引き寄せたい人におすすめです。羽根のモチーフには、「運気の上昇」や「飛躍」といった意味合いが込められています。そのため、新たなチャレンジのタイミングを迎えている人におすすめのモチーフです。

また、宝石付きのジュエリーを選ぶ際は、宝石が持つ意味の理解を深めることで、ご自身が求めるジュエリーを見つけられるでしょう。ダイヤモンドやエメラルド、ルビーなど、見た目の印象だけでなく、それぞれ持っている意味も異なります。どの宝石が良いか迷ってしまう場合は、ご自身の誕生石を選ぶのもおすすめです。