ネックレスの正しい洗い方とは?宝石の取り扱い・お手入れ方法もまとめて紹介

ネックレスの素材やあしらわれている宝石によって、適した洗い方は異なります。
今回は、ゴールド素材・シルバー素材のネックレスの洗い方を詳しく解説したうえで、宝石の取り扱い・お手入れ方法が一目でわかるように一覧表でまとめました。さらに、洗い方以外で注意すべきお手入れのコツなども紹介しています。
大切なネックレスを長く愛用するために、正しい洗い方をしっかりと確認しておきましょう。もしネックレスの選び方でも悩んでいる方は、以下の記事も併せてチェックしてみてください。
ネックレスの長さはどう選ぶ?きれいに見える目安と選び方のポイント
目次
ゴールド素材のネックレスの洗い方

まずは、ゴールド素材のネックレスの洗い方として、使用するアイテム別に7つの方法を紹介します。ただし、ここで紹介する方法はあくまでも洗い方の例であり、お手持ちのネックレスに必ず適用できるとは限りません。ネックレスに付いている宝石によっては、適していない洗い方もあるためです。
これらの洗い方を実践する際は、付属の取扱説明書やブランド公式サイトなどで問題がないことを確認したうえで、お手入れするようにしてください。
1.中性洗剤
液体の中性洗剤を使ったゴールド素材のネックレスの洗い方を紹介します。固形あるいは粉の石鹸は、アクセサリーのすき間にカスが詰まるおそれがあるので、液体の中性洗剤を使うことをおすすめします。なお、この方法はプラチナ素材のネックレスにも適用可能です。
中性洗剤を使ってネックレスを洗う手順は以下のとおりです。
- 中性洗剤を40度ほどのぬるま湯に溶かす
- 1のなかにネックレスを入れて、5~10分ほど浸け置きする
- ネックレスをやわらかいブラシで優しく洗う
- 真水でネックレスをすすぎ、やわらかい布で水気を取る
強く擦ると、ネックレスを傷付ける可能性があるので注意しましょう。また、以下の宝石が付いたゴールドネックレスについても、中性洗剤を使った手入れが可能です。
- ダイヤモンド
- ルビー
- サファイア
- キャッツアイ
- アクアマリン
一方、以下のような宝石に関しては、中性洗剤やぬるま湯を使用できないので留意してください。
- エメラルド
- アマゾナイト
- ターコイズ
- パール
- 珊瑚
- べっこう
ダイヤモンドの取り扱い方については、以下の記事で詳しく解説しています。
ダイヤモンドの正しい取り扱い方は?傷への対処法や選び方のポイントを紹介
2.重曹
アルカリ性の重曹を使うことで、皮脂汚れや油汚れなどの酸性の汚れを洗浄できます。洗う際の手順は以下のとおりです。
- 耐熱皿やタッパーウェアにアルミホイルを敷く
- 1の上にネックレスを置く
- ネックレスの上に重曹を小さじ一杯入れ、浸る量の熱湯を注ぐ
- 5分ほど浸け置きしたのち、よくすすいで、やわらかい布で水気を取る
ネックレスに重曹の成分が残らないように、よくすすぐことがポイントです。
3.専用の洗浄液
ゴールド製品の洗浄液を使ってお手入れするという方法もあります。基本的には、金属のタイプごとに専用の洗浄液が分かれているので、必ずゴールド専用の商品を使うようにしましょう。
ただし、なかにはプラチナと兼用できる洗浄液などもあります。付属の取扱説明書の手順や注意点をしっかり読んだうえで、正しい方法でネックレスをお手入れしてください。
4.超音波洗浄器
超音波洗浄器とは、超音波の振動で微細な泡を発生させ、ジュエリーの汚れを落とす機器のことです。価格の目安として、小型ハンディ型は2,000~5,000円程度、据え置き型は5,000~2万円程度で購入できます。
購入する際は、洗浄力や静音性、タイマー機能の有無などをチェックしておくとよいでしょう。なお、エメラルドやトパーズなどの宝石が付いたネックレスは、超音波の振動に弱いため、超音波洗浄器の使用は避けてください。
5.炭酸水
炭酸ガスの細かい泡を利用して汚れを落とす方法です。サイダーやコーラといった炭酸飲料ではなく、必ず純粋な炭酸水を使用するようにしてください。
炭酸水を使う洗い方の手順は以下のとおりです。
- 炭酸水のなかにネックレスを一晩浸ける
- 真水でよくすすぎ、やわらかい布で水気を取る
手入れ自体は簡単ですが、一晩の浸け置きが必要なので、急いでネックレスをお手入れしたいときには向いていません。
6.酢
ネックレスに変色や錆が発生した場合、酢を使ってお手入れするという方法もあります。以下の手順に沿って行ないます。
- 沸騰したお湯のなかに酢を入れる
- ネックレスを5分ほど浸け置きする
- 真水でよくすすぎ、やわらかい布で水気を取る
お湯に入れる酢の割合は、お湯1リットルに対し、酢100グラムです。ほかの洗い方と同様、すすぎ洗いと拭き取りをしっかりと行ないましょう。
7.アンモニア水
頑固な汚れが付いている場合、アンモニア水を使って洗うのも手です。ただし、洗浄力が中性洗剤よりも高い分、ネックレスを傷める可能性があるため、汚れが取れないときの最終手段として使用することをおすすめします。
アンモニア水で洗うときの手順は、以下のとおりです。
- 水でアンモニア水を6倍に薄める
- 小まめに様子を見ながら、汚れが浮くまで浸け置きする
- 真水で良くすすぎ、やわらかい布で水気を取る
長時間浸け置きするとネックレスが劣化するおそれがあるので、目を離さないように注意が必要です。
シルバー素材のネックレスの洗い方

次に、シルバー素材のネックレスの洗い方について、使用するアイテム別に紹介します。ゴールド素材と同様、あしらわれている宝石などによっては、紹介する方法が適さないケースもあります。事前に取扱説明書やブランド公式サイトで問題のないことを確認したうえでお手入れしましょう。
1.重曹・アルミホイル
重曹を使ったシルバー素材のネックレスの洗い方の手順は、以下のとおりです。
- アルミホイルを敷いた耐熱容器に、ネックレスをのせる
- ネックレスの上に重曹を振りかけて、熱湯を注ぐ
- 熱湯が冷めたころに、ネックレスをお取り出す
- 真水でよくすすぎ、やわらかい布で水気を取る
手順2における熱湯と重曹の割合の目安は「熱湯3:重曹1」です。ネックレスを取り出す際は必ず熱湯が冷めていることを確認し、やけどしないように注意してください。
2.歯磨き粉
研磨剤を含む歯磨き粉を使うことで、シルバーネックレスの黒ずみを落とす効果が期待できます。歯磨き粉を使うときの手順は以下のとおりです。
- ネックレスに歯磨き粉を付けて、やわらかい布や指を使って磨く
- 細かい部分は、家のやわらかい歯ブラシで磨く
- 真水でよくすすぎ、やわらかい布で水気を取る
布や指でネックレスを磨く際、必要以上に力を入れると、ネックレスの表面を傷付けるおそれがあるので注意が必要です。
ネックレスに使われる宝石や貴金属の取り扱い・お手入れ方法一覧

ネックレスにあしらわれている宝石や貴金属によって、汗・皮脂や化粧品に対する耐性の有無、超音波洗浄器を使ったお手入れの可否などに違いがあります。
ここでは、代表的な宝石や貴金属の取り扱い・お手入れに関するポイントを一覧で紹介するので、迷ったときや困ったときにお役立てください。
なお、下表は目安のため、取扱説明書やブランド公式サイトなどでお手入れ方法を確認するようにしましょう。
<貴石の取り扱い・お手入れ方法>
| 洗剤 | 熱湯 | 温湯 | 超音波洗浄器 | 衝撃 | 紫外線 | 汗・皮脂・化粧品 | お手入れのポイント | |
| ダイヤモンド | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | 皮脂や化粧品などの油分が付きやすい。中性洗剤を混ぜたぬるま湯などで洗浄する。 |
| ルビー | ○ | △ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | やわらかい布での乾拭きや中性洗剤での洗浄が一般的。超音波洗浄器の使用も基本的に問題ない。 |
| サファイア | ○ | △ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | 中性洗剤とやわらかいブラシで洗浄する。基本的に超音波洗浄器の使用も問題ない。 |
| エメラルド | △ | × | × | × | × | ○ | ○ | 布で乾拭きする。汚れが落ちない場合は専用の洗浄液を使用し水で洗い流す。熱いお湯はNG。 |
○=特に問題ない △=なるべく避ける ×=要注意
<半貴石の取り扱い・お手入れ方法>
| 洗剤 | 熱湯 | 温湯 | 超音波洗浄器 | 衝撃 | 紫外線 | 汗・皮脂・化粧品 | お手入れのポイント | |
| ガーネット | ○ | × | ○ | △ | × | ○ | ○ | 中性洗剤とやわらかいブラシで洗浄する。急激な温度変化に注意する。 |
| アメジスト | ○ | × | ○ | △ | × | × | ○ | やわらかい布で拭き取る。汚れが落ちない場合は石鹸水でやさしく洗う。 |
| アクアマリン | ○ | × | ○ | ○ | × | ○ | ○ | 汗や皮脂による劣化を防ぐため、着用後 |
| 珊瑚 | △ | × | △ | × | × | ○ | △ | 熱や酸、衝撃などに弱い。洗浄液や超音波洗浄。 |
| ヒスイ | ○ | × | ○ | × | △ | × | ○ | 油分が染み込むことで輝きが増すため、定期的に身に着けるのがおすすめ。 |
| パール | × | × | × | × | × | × | △ | 汗や皮脂が変色の原因になる。着用後はやわらかい布で拭く。 |
| ムーンストーン | ○ | × | ○ | × | × | ○ | ○ | やわらかい布で拭き取る。汚れが気になる場合は中性洗剤を使用する。 |
| アレキサンドライト | ○ | △ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | やわらかい布で拭き取る。汚れが落ちない場合は中性洗剤を使用する。 |
| ペリドット | ○ | △ | ○ | × | × | ○ | ○ | やわらかい布での拭き取りが基本。汚れが気になるときは中性洗剤を使用する。 |
| オパール | ○ | × | ○ | × | × | ○ | △ | やわらかい布でやさしく拭き取る。汚れが落ちないときは中性洗剤を使用して洗浄する。 |
| トルマリン | ○ | △ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ほこりが付きやすいため、着用後は乾拭きする。汚れが気になる場合は中性洗剤を使用する。 |
| トパーズ | ○ | △ | ○ | × | × | ○ | ○ | やわらかい布での拭き取りやぬるま湯での洗浄が基本。汚れが落ちない場合は中性洗剤を使用する。 |
| シトリン | ○ | × | ○ | △ | × | × | ○ | 急激な温度変化や紫外線に注意。石鹸水でやさしく水洗いするのが基本。 |
| ターコイズ | △ | × | × | × | × | × | △ | 水や汗が変色の原因に。着用後はやわらかい布で拭き取り、こまめに手入れする。 |
| ラピスラズリ | ○ | × | ○ | △ | × | △ | △ | ほこりが付きやすいため、着用後は布で拭き取る。汚れが気になる場合は中性洗剤を使用。 |
| タンザナイト | ○ | △ | ○ | × | × | ○ | ○ | やわらかい布で拭き取る。汚れが落ちない場合は温かい石鹸水で洗浄する。 |
○=特に問題ない △=なるべく避ける ×=要注意
衝撃に弱い宝石はやわらかい布で拭いて手入れする、宝石に化粧品が付着しないように気を付けるという点も意識しましょう。
<貴金属の取り扱い・お手入れ方法>
| 洗剤 | 熱湯 | 温湯 | 水道水 | 超音波洗浄器 | お手入れのポイント | |
| プラチナ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 日常使いで変色や変質がしづらい。やわらかい布での拭き取りが基本。汚れが気になる場合は中性洗剤を使用。 |
| ゴールド | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 皮脂などにより変色や黒ずみが起きることも。着用後は布で拭き取る。汚れが落ちない場合は中性洗剤を使用。 |
| ホワイトゴールド | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 変色しやすい素材が使われていることが多いため、こまめな拭き取りが大切。汚れが気になる場合は中性洗剤を使用。 |
| シルバー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 黒ずみやすいため、着用後はこまめに拭き取る。黒ずみが取れない場合は重曹などを使用する。 |
○=特に問題ない △=なるべく避ける ×=要注意
洗い方以外もチェック!ネックレスのお手入れ・取り扱いのコツ

ネックレスのお手入れ・取り扱いでは、洗い方以外にも気を付けたいことがあります。ここでは、ネックレスのお手入れ・取り扱いに関するコツを4つ解説します。
やわらかい布でこまめに拭く
ネックレスに付着した汗や皮脂を放置すると、変色の原因にもなります。そのため、ネックレスを外したタイミングで、やわらかい布で拭くように習慣付けることが大切です。
なお、細かい部分は綿棒を使って優しく汚れを拭くとよいでしょう。汗をかきやすい夏場は、特に汗や皮脂が付着するので気を付けたいところです。
1本ずつ丁寧に保管する
ネックレスが傷付かないようにするためにも、1本ずつ丁寧に保管することをおすすめします。ほかのネックレスやジュエリーと同じところに収納すると、ネックレスチェーンや宝石が接触して傷が入るおそれがあるためです。
仕切り付きのジュエリーボックスに保管したり、購入時に付属している袋に収納したりするとよいでしょう。なお、18金ネックレスを長期間保管する際は、密閉できる箱や袋に入れると空気に触れることによる変色を防げます。
水濡れを避ける
ネックレスを着用しているときは、可能な限り水濡れを避けたほうがよいでしょう。シャワーや入浴、プールを利用するシーンなどで注意が必要です。例えば、18金のネックレスの場合、銀や銅などの割金が温泉やプールの成分に反応して変色を招くおそれがあります。
また、湯垢や石鹸の成分によって、宝石本来の輝きが損なわれてしまう可能性もあります。ネックレスを外すのを忘れて水分が付着したときは、なるべく早めに拭き取るように心がけましょう。
最後にネックレスを身に着ける
化粧や着替えなどの身支度が終わったタイミングで、ネックレスを身に着けることも大切です。化粧品やヘアスプレー、香水などに含まれるアルコール・油分は、黒ずみやくすみの原因になります。
また、ネックレスを着けたまま服を脱ぎ着すると、引っかかりや摩擦によってネックレスが傷付くおそれもあります。身支度の仕上げとしてネックレスを着用すれば、これらのリスクを減らせるでしょう。
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ネックレスの洗い方・お手入れでよくあるQ&A
ここからは、ネックレスの洗い方・お手入れでよくある質問とその回答を紹介します。
Q.ネックレスの変色が取り除けないときの対処法はある?
ネックレスを洗っても変色が取り除けないときは、購入した店舗に相談するとよいでしょう。なお、ネックレスを洗う前に、その洗い方で問題のないことを取扱説明書やブランドサイトで必ず確認してください。
Q.ネックレスのチェーンが切れたときはどうすれば良い?
ネックレスのチェーンが切れたときは、無理に直そうとせず、購入店舗に相談することをおすすめします。店舗によっては、チェーンの修理、あるいは交換に対応してくれるケースもあります。
なお、パールネックレスを愛用している場合は、2~3年を目安として定期的に糸替えを行なうと安心です。パールの基礎知識や種類、お手入れ方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
6月の誕生石「パール」の基礎知識!宝石言葉や種類、お手入れ方法も
ネックレスを正しくお手入れしていつまでも変わらない輝きを
ネックレスの輝きを保ち、長く愛用するためにも、正しい洗い方を実践することが大切です。また、普段からこまめなお手入れを行ない、取り扱いのコツを守ることで、ネックレスの美しさと価値を保つことにもつながるでしょう。
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