スイートテン・ダイヤモンドはもう古い?記念日におすすめのジュエリーを紹介
結婚10周年をはじめとした、さまざまな記念日に贈られるスイートテン・ダイヤモンド。一部では「古い」といわれる一方で、根強い人気があるのも事実です。
また、近年では自分自身への記念に買われることも増えています。
この記事では、スイートテン・ダイヤモンドの由来や人気の理由、おすすめのダイヤモンドジュエリーなどを紹介します。
最新のトレンドをつかんで、記念日にふさわしいダイヤモンドジュエリーを見つけてみませんか。
目次
スイートテン・ダイヤモンドとは
まずは、スイートテン・ダイヤモンドの由来を解説します。また、スイートテン・ダイヤモンドはもう古いのか、気になる現状についても見ていきましょう。
CMにより広まったスイートテン・ダイヤモンド
「スイートテン・ダイヤモンド」という言葉が広まったのは1990年代です。ダイヤモンドの採掘や加工を行なう、「デビアス」という会社のCMがきっかけとなりました。婚約指輪を贈る文化に続ける形で、「結婚10周年の記念に夫から妻へ贈るダイヤモンドジュエリー」として、キャンペーンを展開したのです。
当時、CMの影響力が強かった時代背景もあいまって、このCMは大きな話題となり、夫から妻に10石もしくは1.0カラットのダイヤモンドを贈る文化が浸透していきました。
スイートテン・ダイヤモンドはもう古い?現在の状況は?
以前と比べると、スイートテン・ダイヤモンドという言葉はあまり耳にしなくなりましたが、その風習は現在でも日本に残っています。あるアンケートでは、世代を超えて60%以上に認知されているとの結果も報告されました。
ダイヤモンドには、他の宝石にはない特別感があるため、記念日にダイヤモンドを贈られて喜ぶ女性は今も昔も多くいます。そのため、スイートテン・ダイヤモンドの文化自体には、変わらず根強い人気があるといえるでしょう。
ただし、時代とともに、その形は変わりつつあります。
かつては、スイートテン・ダイヤモンドというと、10石または1.0カラットのダイヤモンドジュエリーを贈るのが主流でしたが、現在はダイヤモンドの数や大きさにこだわらない傾向が見られます。
また、結婚10年目のイベントや、夫から妻へのプレゼントとも限りません。例えば、婚約指輪を贈ることができなかった方が、あらためて相手への愛情を示すために贈るなど、婚約指輪の代わりを兼ねるケースもあります。
さらに近年は、2人の記念日の贈り物ではなく、ご自身の記念日などに購入する人も少なくありません。出産や起業といった人生の節目や仕事のモチベーションアップなど、それぞれの思いを形にするために、ダイヤモンドジュエリーを購入する人が増えています。
プレゼントにダイヤモンドが人気の理由
スイートテン・ダイヤモンドの風習は古いといわれているものの、ダイヤモンドジュエリーは現在もプレゼントとして高い人気を誇ります。その理由は次の2つです。
希少性の高いダイヤモンド
ダイヤモンドは、世界一の硬度と希少性の高さから、「永遠の愛」を誓うのにふさわしいとされています。宝石の中で最高の硬度を持ち、摩耗することはほとんどありません。
宝石の中で唯一、単一の元素から構成され、炭素のみでできた天然の鉱物です。地下深くの高温・高圧下の条件で長い年月をかけて生成され、宝石として流通するまでにも時間を要します。こうした希少価値が、ダイヤモンドの人気の理由といえるでしょう。
希少性の高さはダイヤモンドの金額的な価値にも反映されており、まさに「一生もの」の買い物といえます。
また、ダイヤモンドの歴史は長く、古代ローマではお守りとして愛され、ヨーロッパでは15世紀頃から愛を伝える宝石として愛されてきました。
これらの理由から、ダイヤモンドは愛の絆の象徴として、婚約指輪に選ばれるようになったのです。
ダイヤモンドならではの魅力
ダイヤモンドは、光を当てた際の輝きが、他の宝石よりも美しいと評されています。ダイヤモンド特有の透明な輝きは、多くの人を魅了してやみません。
また、光によって輝きの美しさが格段にアップします。太陽の光を浴びてキラキラと可憐に輝いたり、屈折率と光の波長によって虹のようにカラフルな表情を見せたりと、輝き方が多彩な点も魅力だといえるでしょう。
透明度が高く、一粒でも存在感のある輝きを放つダイヤモンドはどのようなコーディネートにも合わせやすく、その点においても重宝されます。
贈り物の定番はダイヤモンドの指輪・ネックレス
人生の節目となる夫婦の記念日の贈り物には、ダイヤモンドの指輪やネックレスを選ぶ人が多くいます。それには、次のような理由があります。
夫が妻へ贈るダイヤモンドジュエリーにはネックレスが人気ですが、ネックレスの場合は、指輪と違ってサイズを間違える心配がありません。失敗を避け、安心してプレゼントできる点で、ネックレスを選ぶ夫が多いのです。
それに対し、スイートテン・ダイヤモンドがピークの時代には、多くの女性がダイヤモンドの婚約指輪をもらっていたことから、妻はダイヤモンドの指輪に憧れる傾向があります。しかし、現代では「結婚指輪があれば十分」「新婚旅行にお金をかけたい」などの理由で、婚約指輪を贈らないケースが少なくありません。そのため、胸の内では「いつかはダイヤモンドの指輪を……」と、考える妻が多くいるようです。
指輪をプレゼントするならば、妻に選んでもらう、あるいは2人で選ぶとよいでしょう。2人で相談しながら選ぶ時間もまた、楽しいものです。
自分へのご褒美として購入する際は、日常的に使いやすい指輪やネックレスがおすすめです。お気に入りのジュエリーを着けるたびに、モチベーションが上がるでしょう。
オフの日に着けるなら、華やかで特別感のあるジュエリーも素敵です。ドレスアップした美しさを、大きく引き立ててくれるでしょう。
ご自身の目的やシチュエーションに合わせて、使い勝手の良いものを選んでみてください。
スイートテン・ダイヤモンドおすすめ3選
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2人が積み重ねた思い出をスイートテン・ダイヤモンドで形に
贈り物の形やシチュエーションは変わりつつあるものの、スイートテン・ダイヤモンドの文化は今も変わらず愛されています。
結婚10周年をはじめとした、2人の記念日やご自身の人生の節目は、アニバーサリージュエリーブランドとしてのスイートテン・ダイヤモンドで祝うのがおすすめです。
唯一無二の特別感があり、この先も長く愛用できるダイヤモンドで、形に残る想い出深い記念日にしてみませんか。