ノンオイルエメラルドとは?魅力や価値を決めるポイント、おすすめブランドも紹介

「ノンオイルエメラルド」をご存じでしょうか?ノンオイルエメラルドは、通常のエメラルドに施されるオイル処理を行なわなくても美しさが保たれているのが特徴の希少な宝石です。

なかには、ノンオイルエメラルドについて詳しく理解し、今後のジュエリー選びに活用したいと考える方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、ノンオイルエメラルドについて詳しく解説するとともに、その価値を決めるポイントや見分け方、注意点、おすすめブランドについて紹介します。

 

■ノンオイルエメラルドとは?

ノンオイルエメラルドとは、通常のエメラルドに施されるオイルや樹脂を注入する処理(眼振処理)がされていないエメラルドのことです。もともとキズや亀裂(クラック)が少なくオイル処理を行なう必要がないため、宝石の内部がナチュラルに保たれ高い透明度が維持されるのが特徴です。

また、原石のままカット・研磨されたのみで美しさを保てるノンオイルエメラルドは、エメラルド10万個につき1つしかないといわれています。その希少性の高さも、ノンオイルエメラルドの大きな特徴ともいえます.

◇通常のエメラルドとの違い

ノンオイルエメラルドと通常のエメラルドとの違いは、前述のとおりオイル処理(含浸処理)が行なわれていない点にあるといえるでしょう。

エメラルドは、採掘直後から内包物(インクルージョン)や亀裂(クラック)を含んでいるのが一般的です。これらはエメラルドの外観や透明度に影響を与える恐れがあることから、樹脂やオイルで加工することで微細な亀裂や欠陥を埋め目立たなくさせるのです。

オイル処理はエメラルドにおける一般的な処理であるものの、時間の経過によってオイルが抜けることで内包物が見えるようになるなど、色味の変化が生じる可能性があります。一方で、ノンオイルエメラルドはオイルによる経年変化がなく、通常のエメラルドとは異なり自然な状態が維持されるのです。

 

■ノンオイルエメラルドの価値を決める3つのポイント

同じノンオイルエメラルドであっても、それぞれの要因によって価値がより高くなる場合があります。ここでは、ノンオイルエメラルドの価値を決めるポイントについて解説します。

◇産地

エメラルドのおもな産地は、コロンビアやブラジル、ジンバブエ、ザンビア、ロシアなどです。これらの産地のなかでも特にコロンビア産はノンオイルエメラルドが見つかりやすく、産出量が多く品質も良いとされています。

◇品質

ノンオイルエメラルドのなかでも特に品質が高いものは、その価値もより高くなります。

例えば、ノンオイルエメラルドのなかでもGIAの宝石鑑定書において「NONE」と鑑別結果が出るものは、特に希少性・価値が高いとされているのです。ちなみにGIAとは、「米国宝石学会」のことで、ダイヤモンドの品質評価基準を定めた世界でも権威のある宝石学会です。

NONE評価を得られるノンオイルエメラルドは、色や輝きはもちろん、透明度の高さやインクルージョンがほぼ見られないなど、非常に品質が高い宝石といえます。

◇インクルージョンの有無

ノンオイルエメラルド・通常のエメラルドを問わず、基本的にエメラルドは内包物(インクルージョン)が多い宝石です。ノンオイルエメラルドは多少の内包物が見られても自然由来として受け入れられやすいですが、内包物が少ないほど透明度は高くなるため、価値もより高まりやすいといえます。

 

■ノンオイルエメラルドを見分ける方法はある?

ノンオイルエメラルドと通常のエメラルドを見分けるには、「透明度」に注目すると良いとされています。また、紫外線ライトでエメラルドに光を当てることで判別が可能な場合もあるでしょう。ただし、専門的な知識がないと宝石を見て判別・分析するのは難しいケースも少なくありません。

したがってノンオイルエメラルドを購入する際は、宝石に「鑑別書」が付いているかどうか、鑑別書のなかに分析報告書があるかをチェックしましょう。併せて、報告書のなかに「透明剤の含浸の痕跡は見られない=オイル処理の痕跡はない」と記載があるかを確認するのがおすすめです。なお、鑑別書および分析報告書は「保証書」とは異なるため気を付けましょう。

 

■ノンオイルエメラルドを取り扱う際の注意点

続いて、ノンオイルエメラルドを取り扱う際の注意点について解説します。

◇衝撃を与えないよう注意すること

エメラルドは比較的硬度が高く硬い宝石である一方、衝撃には弱く欠けやすいのが特徴のため注意が必要です。例えば、ダイヤモンドなどほかの硬い宝石や硬いものにぶつかったり落としたりしないよう、専用のケースで保管するなど衝撃を避ける工夫をするとよいでしょう。

◇ノンオイルと偽った合成エメラルドに注意すること

近年では、「ノンオイル」と偽って天然ではないガラス製の合成エメラルドを販売する悪徳業者もゼロではないため注意すべきです。ノンオイルエメラルドを購入する際は、信頼できる宝石店を見極めるとともに、前述した鑑別書や分析報告書の内容をしっかり確認しましょう。

 

■ノンオイルエメラルドの高品質なジュエリーは「NADIA(ナディア)」で

現在、ノンオイルエメラルドをあしらったジュエリーをお求めの方は、「NADIA(ナディア)」がおすすめです。

メゾン・ド・ナディアで展開しているナディアでは、厳選した高品質な宝石を用いたジュエリーを幅広く展開しています。あしらわれた宝石はいずれも人工的な処理を加えていないため、自然由来の透明感や輝きを楽しめるのが魅力です。また、ナディアのノンオイルエメラルドジュエリーには鑑別書が付くため、安心して購入できます。

以下では、ノンオイルエメラルドをあしらったおすすめのジュエリーをコレクション別に紹介します。

◇マリー・アントワネットをオマージュしたデザイン「Petit Trianon(プティ・トリアノン)」

Petit Trianon(プティ・トリアノン)」は、マリー・アントワネットが好んだ離宮(プティ・トリアノン)をオマージュした上品で可憐なデザインが人気のコレクションです。

以下では、プティ・トリアノンからノンオイルエメラルドを用いたアイテムを2点紹介します。

NADIA(ナディア)K18PGエメラルドペンダント(EMERALD 0.81ct/DIAMOND 1.46ct)

商品番号:CNEPC N1325   販売価格:3,850,000円(税込)

0.81カラットのノンオイルエメラルドを中心にダイヤモンドを連ねたペンダントです。ダイヤモンドはサイズ違いのしずく型をバランスよく配置することで、メインのノンオイルエメラルドの輝きがより映える仕上がりになっています。

NADIA(ナディア)Pt950エメラルドリング(EMERALD 0.70ct/DIAMOND 1.35ct)

商品番号:QNEAR N1317   販売価格:2,860,000円(税込)

0.70カラットのノンオイルエメラルドに、合計1.35カラットのダイヤモンドを散りばめたリングです。リング部分は純度95%のプラチナ製で、ノンオイルエメラルドとダイヤモンドの色味をシックに引き立てまるでティアラのようなデザインとなっています。

◇ハイジュエリーコレクション「L’atelier couleur(アトリエ・クラ―)」

Lʼatelier couleur(アトリエ・クラー)」は、貴石の選定からデザインまでこだわっているのが特徴のハイジュエリーコレクションです。アトリエ・クラーに用いられるジュエリーは、ノーヒート・ノーオイルを重視しオーガニックなカラーストーンを採用しているのが特徴といえます。

以下では、アトリエ・クラーのなかからノンオイルエメラルドを用いたアイテムを1点紹介します。

NADIA(ナディア)K18PGエメラルドリング(EMERALD 0.55ct/DIAMOND 0.68ct)

商品番号:CNEAR N1262    販売価格:3,960,000円(税込)

ピンクゴールドのリングに、ダイヤモンドと大きめのスクエアカットのノンオイルエメラルドをあしらったリングです。優しさのある可愛らしい色味が魅力のピンクゴールドに、ふんだんに散りばめられたダイヤモンドとメインのノンオイルエメラルドが調和した上品なデザインとなっています。

 

■ノンオイルエメラルドのジュエリーで日常に自然由来のピュアな輝きを

ノンオイルエメラルドは、亀裂や内包物が少ないために通常のエメラルドに施されるオイル処理が行なわれず、より長くその輝きを保つことができる希少な宝石です。ノンオイルエメラルドのジュエリーを購入する際は、信頼できる宝石店から購入するとともに、鑑別書や分析報告書があるものを選ぶことが大切です。

ノーオイル・ノーヒートの厳選した宝石を用いたジュエリーを扱っているNADIA(ナディア)では、ノンオイルエメラルドのアイテムも多数扱っています。

ノンオイルエメラルドのジュエリーをお求めの方は、ぜひNADIA(ナディア)公式サイトおよび直営店のMaison de NADIA(メゾンドナディア)をチェックしてみてください。

 

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