非加熱ルビーとは?その魅力や価値を決める要素、おすすめブランドなども解説
非加熱ルビーのジュエリーの購入を検討するうえで、その特徴について知りたい方も多いのではないでしょうか。人工的な処理が加えられていない非加熱ルビーをあしらったジュエリーは、その希少性の高さゆえ、市場でも高い需要を誇っています。
今回は、非加熱ルビーの概要を紹介したうえで、価値を決める4つの要素や非加熱・加熱ルビーの見分け方、おすすめのブランドなどを解説します。自身に合った非加熱ルビーのジュエリーを見つけたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
■非加熱ルビー(ノーヒートルビー)とは
非加熱ルビーとは加熱処理が施されていない宝石のことで、「ノーヒートルビー」とも呼ばれます。
そもそも加熱処理は、宝石に対する人工的な加工処理の一つです。宝石を加熱することによって、明度や色の濃さを変えたり、色ムラを除去できたりするメリットがあります。なお、加工を施す石は、加熱により発色が良くなる可能性の高いものが選ばれます。
ただし、ときに加熱処理をしていなくとも原石のままで美しいルビーが、少量ながら流通することもあります。非加熱ルビーは希少性が高く、ともいわれています。加熱処理をしていないこのようなルビーは独自性を備えており、自然な宝石の輝きを楽しむことが可能です。
なお、一般的な宝石は、宝石が本来持っている潜在的な色や輝きを引き出す人的手段、エンハンスメントが行われています。そのほかの人工処理として、オイル処理や放射線処理などもあります。これらの加工は、宝石に対するトリートメントともいわれています。
研磨以外の加工を施していないオーガニックな宝石は、単なる非加熱ルビーよりも、さらに希少性が高いことが特徴です。
■非加熱ルビーの価値を決める4つの要素
次に、非加熱ルビーの価値を決める要素を4つ紹介します。
◇色
非加熱ルビーの色は、ピンクがかったような淡い赤が特徴の「チェリーピンク」や、黒みを帯びた赤が特徴の「ビーフブラッド」などさまざまです。濃く鮮やかな赤色をしたルビーは価値が高い傾向です。
特に、ルビーのカラーのなかでも理想とされる「ピジョンブラッドルビー」は鳩の血のような濃厚な赤色が特徴で、最高級とされています。
近年、ミャンマー(ビルマ)産のルビーの流通価値は高まっており、非加熱のピジョンブラッドルビーが約34億円で取引された事例もあります。
◇透明度
ルビーは、同じコランダム(酸化アルミニウムからなる鉱物)に属するサファイアに比べると、インクルージョン(内包物)や傷が多い傾向です。そのため、内包物が少なく、透明度の高い非加熱ルビーは価値が高まりやすくなります。
一方で、細い針状の内包物が交差するように含まれた状態の「シルクインクルージョン」は、非加熱ルビーであることの証明の一つです。ほど良いインクルージョンは、むしろ天然のルビーならではの個性や輝きをプラスする効果をもたらすとされています。
◇重さ
一般に、宝石は重さ(カラット)が大きいほど価値も高まるとされており、ルビーも例外ではありません。とはいえ、色や透明度の評価が低いルビーの場合、いくら重さがあってもあまり価値が高くならない傾向です。
そのため非加熱ルビーの価値は、ジュエリーに使う宝石としての全体的なバランスを踏まえて決まるといえるでしょう。
◇輝き
カラーや透明度の品質の良い非加熱ルビーは、自ずと輝きの質も良くなりやすい傾向です。輝きについては、カットの種類や内包物で左右されます。
とはいえ、色や透明度といった要素に比べると、ルビーの輝きが宝石としての評価におよぼす影響は少なめです。
■非加熱ルビーと加熱ルビーの見分け方は?
基本的に、ルビーの加熱処理の痕跡を一般の方が見分けるのは困難です。特に近年は、加工処理の技術が発達したこともあり、宝石の加熱・非加熱を見分けるハードルも上がっています。
見分け方として、非加熱ルビーにはシルクインクルージョンがあるため、専門家がその有無で判断することは可能です。
なお、悪質な業者の場合、加熱しているルビーを非加熱であると偽って販売しているというケースもあります。非加熱ルビーを購入する際は、信頼の置けるジュエリーブランドを選ぶことが重要です。
■非加熱ルビーの高品質なジュエリーは「NADIA(ナディア)」で
信頼の置けるブランドで、高品質な非加熱ルビーのジュエリーを購入したいという方は、オーガニックかつラグジュアリーなジュエリーを選べる「NADIA(ナディア)」を選んでみてはいかがでしょうか。
ナディアは、1962年の創業以来、国内外で高品質なジュエリーを提供してきたナガホリが展開しているブランドです。人工的な処理を加えていないノーヒート、ノーオイルのルビーをあしらったジュエリーをラインナップしています。
また、ナディアのジュエリーデザインは、知性や品格を備えていることも特徴です。以下では、ナディアのコレクションを2つ見ていきましょう。
◇ルビー×ダイヤモンドを贅沢にあしらった「La Ligne(ラ・リーニュ)」
「La Ligne(ラ・リーニュ)」は、ラインのような細身のダイヤモンドと貴石の組み合わせを堪能できるコレクションです。このコレクションでは、重ね着けも楽しめるデザイン性を追求しており、個性のあるジュエリースタイルを叶えられるでしょう。
今回は、ラ・リーニュのコレクションから非加熱ルビーをあしらったピアスをご紹介します。
NADIA(ナディア)K18PGルビーピアス(RUBY 1.03ct/DIAMOND 0.14ct)
商品番号:CNRPR N1180 販売価格2,420,000(税込)
こちらは、贅沢なピアスです。裏面にピンクダイヤモンドをあしらった仕様なので、非加熱ルビーの存在感との両方を楽しめるでしょう。
◇最高峰のラグジュアリーを楽しめる「L’atelier couleur(アトリエ・クラ―)」
次に紹介する「Lʼatelier couleur(アトリエ・クラー)」は、貴石を厳選し、デザインにもこだわったナディアのハイジュエリーコレクションです。
ジュエリーにあしらわれたオーガニックなルビーとダイヤモンドが、神々しいほどの美しさを演出してくれるでしょう。今回ご紹介するリングとピアスはどちらも華やかなデザインなので、さまざまなシーンで着用が可能です。
NADIA(ナディア)Pt950ルビーリング(RUBY 1.52ct / DIAMOND 1.34ct)
商品番号:QNRAR N1272 販売価格:15,400,000円(税込)
1.52ctの非加熱ルビーと、1.34ctのダイヤモンドを贅沢にあしらったアトリエ・クラーの指輪です。指輪の素材はプラチナ含有率が95%のpt950を使用。プラチナの純度と強度の追求によるクォリティへのこだわりが、中石のルビーを引き立てます。
NADIA(ナディア)K18PGルビーピアス(RUBY 1.02ct / DIAMOND 1.10ct)
商品番号:CNRPR N1183 販売価格:3,520,000円(税込)
1.02ctの非加熱ルビーに、1.10ctのダイヤモンドを組み合わせた洗練されたデザインのピアスです。K18のPG(ピンクゴールド)に対して全体的に敷き詰められたダイヤモンドの輝きと、非加熱ルビーの唯一無二の存在感を楽しめます。
■ノーヒートルビーのジュエリーはラグジュアリーな魅力あふれる希少な逸品
非加熱ルビーは希少性が高く、天然ならではの美しさが魅力です。その価値を決める要素として、色・透明度・重さ・輝きがあるので、ジュエリーを購入する際の参考にするとよいでしょう。
なお、ノーヒートルビーをあしらったジュエリーをお求めの方は、ナガホリが展開しているジュエリーブランド「NADIA(ナディア)」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
ナディアのコレクションとして、貴石とダイヤモンドの組み合わせを堪能したい方は「La Ligne(ラ・リーニュ)」をお選びください。また、厳選した貴石と洗練されたデザインが特徴の「Lʼatelier couleur(アトリエ・クラー)」でも、ノーヒートルビーのジュエリーをお手にとっていただけます。
ナディアの公式サイトおよび直営店のMaison de NADIA(メゾンドナディア)チェックして、自身に最適なノーヒートルビーのジュエリーを見つけてみてください。
Maison de NADIA(メゾンドナディア)銀座本店はこちら